台風が来ると頭痛がするのは気圧の変化が原因?片頭痛とは違うの?

シェアする

ちょっと憂鬱な台風シーズンが近づいて来ました。

雨でお出かけの予定が狂ったり、各地で洪水など大変なことになる台風ですが、

私自身、台風が来て天気が荒れるたびに毎回辛い思いをしている事があります。

それは

頭痛です!!(涙)

軽いときはがまんすれば何とかやり過ごせますが、

ひどいときは薬を飲んでも効かなかったり・・・。

そんな厄介な頭痛ですが

なぜ台風が来ると痛みが出やすいのかをお伝えしていきたいとます。

スポンサーリンク
  

台風が来ると頭痛がするのはなぜ?

台風というのは、簡単に説明すると

水温の高い海で空気が暖められると、暖かい空気は軽いので激しい上昇気流が起きます。

さらに上昇気流が海水からの水蒸気を巻き上げて行き合体したものの呼称で、

この現象が起きると雨の原因となる雨雲が発生します。

上昇気流が生まれると私たちが住んでいる地球の表面の気圧が下がり

「低気圧」という状態になります。

この「低気圧」が頭痛の原因と考えられています

体質によって影響を受けやすい人と、そうでない人に分かれるとは思いますが、

台風だけが低気圧ではないので、

天気が荒れるたびに頭痛や体調不良になるのはとても大変です。

気圧の変化が原因?

台風は熱帯低気圧と呼ばれており、低気圧そのものなので、

台風が来ると頭痛やさまざまな体の不調を引き起こします。

人間の体は気圧と密接に関係があり、体調が悪くなる主な原因として

■ 低気圧下では 体を緊張させる働きをする「交換神経」と、

体をリラックスさせる働きをする「副交換神経」

スポンサーリンク

両方を刺激するためにバランスが崩れる。(自律神経が乱れる、てことですね)

■ 低気圧による大気圧の低下で、

脳内の血管が収縮され、

収縮された血管に血液を戻そうとして

今度は血管が膨張することで周囲にある三叉神経を刺激し頭痛が起きる

ほかに症状としては、

頭痛に伴ってめまい、吐き気を催したり、

または関節やじん帯などに負った古傷が痛んだりします。

昔のアクション映画などで

「アイツにやられたこの古傷がうずくと雨が降るんだ」なんていう

セリフを良く聞いたことがありますが、あながち嘘ではないのです。

まさにその現象は低気圧が近づいてきて、天候が崩れる前兆を言っているのだと思います。

片頭痛(偏頭痛)とは違うの?

頭痛と言えば、片頭痛も皆さんを悩ます困った症状ですが、

私の経験上ですが片頭痛を起こしやすい人は低気圧にも影響されやすいのではないかと

考えています。

私自身の高校時代の話になりますが、

まぶしさに対して頭痛が起こりやすく、

痛みが出てしまうと目の前がチラチラして視界が白くなって

同時に脈拍に合わせたズキズキと強い頭痛に襲われました。

特に、曇り空であまり明るくない廊下から、

蛍光灯が煌々と点いている教室に入った時に過敏に反応していました。

上記の理由で天気の悪い日は体調が悪いな・・と思っていましたが

今思えば梅雨の季節や台風の時期は学校も休みがちになっていました。

昔はネットが今ほど浸透しておらず、原因や対処法を調べることは簡単ではなかったので

酷い頭痛ぐらいにしか思ってなかったのですが、

今では「天気痛」・「気象痛」なる言葉もあるそうです。

強い痛みを引き起こす原因として

緊張やストレス、外部からの何かの刺激に対して収縮した血管へ

血液を送り込もうとして血管が膨張し神経を刺激するので頭痛がする・・・

ほぼ低気圧による頭痛と同じような理由です。

その他にも、

寝不足や生活習慣の乱れ、肩や首のコリ、虫歯やかみ合わせも一因とされています。

病院で相談するのが一番ですが、

これを機に一度日常生活をを見直してみてはいかがでしょうか?

まとめ

わたし自身は

ひどい頭痛がおきたときは

薬をのんで静かで暗いところで横になり

少し寝れると楽になるときがあります。

頭はとても大事なところですので、

あまりにも酷い頭痛の時などは他の病気を疑ってみるのも必要だと思います。

こわい病気もたくさんありますが適切な睡眠を取るなど生活習慣を整えて、

少しでも低気圧の影響を受けないようにしたいですね。

スポンサーリンク