五月ごろに子供が小学校で植えたプチトマトのプランターを、先日持ち帰ってきました。
とても大きく育つ品種らしく背が高くて花も実もたくさん付いていて
ちゃんとお世話してたんだね~と子どもを褒めたのですが・・・。
東向きの我が家のベランダに移してから1週間、葉っぱが枯れだしました!
同じクラスのお友達の家のプチトマトは元気いっぱいでガンガン実がついています。
家に持ち帰るまでは我が家の苗も、茎も太くてしっかりしていたのに~!
あっという間に枯れてしまったので、何が原因だったのか、調べてみました。
小学生の子どものプチトマトが枯れた原因は?
原因その1は「日光に当てすぎ」でした!!
私の勝手なイメージでしたが、
トマトをふんだんに使った料理が沢山あるスペインやイタリアでは
トマトは強烈な地中海の日光をさんさんと浴びて、すくすく育っていると思っていました。
朝洗濯物を干すときには帽子とサングラス必須な
うちのベランダはかなり良い場所なんじゃない?とすら考えていました。
ところがトマトの育つ環境として最適なのは
・日中は20~25℃くらいまで、夜間は10~20℃
と、意外と低めなんです。
これ以上寒くても暑くても実がなりにくかったり、実がなっても育ちが悪くなります。
涼しい高原地方であるアンデス山脈がトマトの原産地ですから、
日当たりの良い暑すぎるベランダで
日中ずっと夏の太陽に照らされていたらそれは苗が弱るのが当たり前ですよね。
しかも、
コンクリートのベランダにちょこっと
ウッドタイルを置いただけの照り返しの強い床に
プランターをじか置きしてしまっていました。
本来なら鉢植えの下にスノコをひいたり、
花台に乗せたりして、床とプランターの間に隙間を作り
下からくる熱気にも備えるべきでした。反省・・・。
夏のベランダでプランター栽培するときに気を付けること
そして「水のあげ過ぎ」ももう一つの原因でした。
トマトが乾燥を好む植物なのは知っていたので
持ち帰った初日は水をあげずに様子を見ていました。
次の日、
葉っぱがしなっとなっていてプランターの表面の土が乾いていたので
たっぷり水をあげると、さらに次の日には葉っぱがピシッとなっていたので
暑いからかな~?と少しでもシナシナしたら
水をあげていたのですがこれがさらに苗に追い打ちをかけていました・・・。
これによって
・根腐れを起こしやすい
・土が暑い状態で水をあげたらお湯をかけているのと同じ
かなり過酷な状況に追い込んでいました。プチトマトさんごめんなさい。
他に暑い夏にミニトマトを育てる時の注意点としては、
■ 日当たりが良すぎるときは、プランターの置き場所に注意する。
時間によって置き場所を変えて日陰に移す。
■ 水やりは涼しい時間に、あまりあげすぎない。
実に水がかかると表面が割れてしまい、虫が入ることがあるので
なるべく実にかからないように茎の根元に水をかける。
上の子の時は、割れてしまった実が青いからとそのままにしていて、
赤くなったからと摘んでみたら、
中から白いイモ虫さんがコンニチハして
放り投げたこともありました・・・。
苗の移動中にトマトが落っこちちゃった!
我が子の通う小学校では、夏休み前の個人懇談の時に保護者が鉢植えを持って帰ります。
たいていの親が自転車のカゴに苗を入れて運ぶと思いますが、家に着いてみたら
ポロポロポロ・・・
まだ青い実も自転車の振動でけっこう落ちてしまいます。もったいないですよねー。
落ちてしまったトマトは傷がないか確認し、水で洗ったら
常温でしばらくほっておくと段々赤くなってきてちょっとは美味しく食べられますよ。
傷がついてしまっているものは、保存中にカビが生えたりしますのであきらめましょう。
スーパーで売っているミニトマトと違い、皮が厚くてしっかりしているので
子どもは種を飛ばしまくって食べていました。
まとめ
さて・・・・。
対応に失敗してうまく育てられず枯れてしまった
我が家のベランダ菜園事業ですが。
夏休みの宿題の観察日記はどうしよう・・・。
「枯れた絵書くね~」と子どもはとことん前向きなのでこれも結果として受け止めます。
「枯らしの名人」として、サボテンすら枯らしてしまう私ですが、
しっかり勉強しなおして
次こそは!家庭菜園を成功させたいと思います!!