おせち備忘録・7回目
今回は「たたきごぼう」です。
由来のある縁起物なので入れていましたが、子どもに不人気・・・。
繊維質が多いしおつうじに良いので食べてほしいのですが
なかなかおはしが伸びない。
これは思い切ってアレをいれちゃおう!!
うちで取り合いになる美味しーーーいゴボウの料理を
シレッとおせちに入れてみちゃいました(笑)
おせちのたたきゴボウの代わりに別のゴボウ料理を入れてみた!
うちで大人気のゴボウ料理と言えば、
クックパッドのごぼうランキング堂々1位の、
mojさんの「旨っ♪カリカリごぼうの甘辛揚げ」です!!
こちらレシピは超おいしい!!しかも簡単!!
ぜひ通常時でも作ってみてほしいです~!!
見た目もコロコロしててかわいいし、
子どもだけじゃなく大人のおつまみにも最高です!
1回に1パック2本入りの長いゴボウを丸ごとぜんぶ使いますが
味見という名のつまみ食いで
食卓にのるまでに1本ぶんが消えますから。
犯人はもちろんわたしですが、料理する人の特権なので
カリカリッ
「おーーいしーーーー!!」って毎回こころの中で叫んでおります。
出来立てのあつあつカリカリ感も、
ちょっと味がしみて衣が柔らかくなったところと
カリカリが残ってるところの両方味わえる、
すこし時間が経ったもの
どちらも味わってほしいです~ 最高!!ビールプリーズ!!
そういえばお重にゴボウを入れる意味ってなんだった?
熱く「旨っ♪カリカリごぼうの甘辛揚げ」についての愛を語らしていただきましたが、
そもそも、なぜおせちにゴボウを入れるかというと・・・
ごぼうは細く長く土のなかに根をはって成長する根菜ですよね。
「人生の基礎である、家や仕事などが
ゴボウのように土地にしっかり根をはって、安定しますように」という
ねがいがこめられているそう。
ちなみにおせちの定番、「たたきごぼう」のいわれは、
やわらかく煮て、麺棒でビシビシたたいて作るのですが
ごぼうがパカッと割れてひらきますよね。
これが「身を開く」=新年の運を開く、ということらしいです。
他にも、
黒いゴボウを豊作のときに飛来するという黒い瑞鳥(ずいちょう)に見立てて
五穀豊穣と無病息災をねがっているそう。
カリカリごぼうも輪切りにして断面から身が見えまくってるから、
おせちに入れてヨシですよね!(笑)
まさかの片栗粉が切れてたよ!って時はコレ
先日、カリカリごぼうさんを作ろうと思ったら
片栗粉がたまたま切れてたので
買いに行くのをめんどくさがってコーンスターチで代用したことがあります。
自分の中で
片栗粉とコーンスターチは友達ってか親戚くらいよね!って勝手に考えていたのです。
結果は「ただのゴボウを炒ったの」ができあがりました(笑)
なんか、コーンスターチはカリッと衣にならず、ずっとシャバシャバのままなんですね。
油をさらに入れたら衣になってくれるかと思ったけど
かろうじてゴボウにからまっていたコーンスターチが油で洗い流されるかんじ・・・。
横着はやめようと思いました。
それからめげずに
小麦粉も使ってみました。(←いいかげん片栗粉買いに行けよってかんじですね)
結果、「小麦粉はなんとかそれっぽくなる」。
ゴボウにただ小麦粉をまぶして炒めると、
なんかこう・・・。トロッとしてきます。
グラタンを作る時にホワイトソースを別で作らずに、
具材に小麦粉をからませて炒めて、牛乳で伸ばしながらとろみをつける方法がありますが
なんかそんな感じになりそうな予感を感じさせます。
これはいかんなーと思い、
今度は少なめの水でといた小麦粉にごぼうをくぐらせて
多めの油の中に落としてみました。
途中で気がつきましたが、これはもう
ほとんど天ぷらなかんじですね。
ええ、ゴボウの天ぷらです。
でもカリッと揚がったので油をきって、味付けをからめて完成。
とっても美味しかったです。
でも手間と、洗い物の量と、食感を考えたら
まちがいなく片栗粉がベストパウダーでありました。
そりゃそうだ(笑)
もし片栗粉がきれてたら参考にしてみてください~。
まとめ
めんどくさがりからの
ためになるようなならないような脱線でしたが
いかがでしたでしょうか?
きんぴらごぼうは食べない子どもも、
このカリカリごぼうなら取り合いになります!!
mojさんのすてきレシピはこれだけではなくて、
同じ味付けの大豆バージョンもあります。
これまた美味なのでぜひ試してみてください!
mojさんありがとうございます~。
これからは毎年カリカリごぼう、おせちに入れちゃいます!!!