台風で沖縄行きの飛行機が欠航!?飛ばない基準は?ツアーだとどうなる?

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沖縄旅行を計画して出発の日を楽しみにして指折り数えていたら、

まさかの搭乗前日に台風が接近してきている・・・!!

飛行機が飛ばなかったらどうなるのか?別の飛行機に乗れたりするの?

予約しているホテルはキャンセルできるの?

行きは飛んだけど、帰りの飛行機が欠航しちゃったらどうするの?

支払ってる料金はどうなるの?などと

相手が気象現象だから、

誰も悪くないけれど、不安でいっぱいになりますよね。

そんな不安の解消に少しでも役立つ情報をお伝えします。

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台風で沖縄行きの飛行機が欠航しちゃった!?

個人的に沖縄への旅行は台風被害の少ない10月をおすすめしているのですが、

10月だから台風が来ないかといったら、これも絶対来ないとは言い切れません。

過去の気象情報からみると、

例えばある年は9月に1回、10月に3回も沖縄を直撃しています。

また別のある年は、9月に2回、10月には一回も上陸しなかったこともあります。

運悪く台風などの大規模な天候不良でほとんどの飛行機の欠航・遅延が見込めてしまう場合、

「〇月○日の○○時以降に○○空港を出発する便の予約をお取りの方は、

無償での変更・キャンセルを受け付けます」と航空会社が事前にこのような対応を取ります。

少し注意していただきたいのが、

JALやANAなのような大手航空会社の場合はまず上記の対応が取られますが、

LCCなど格安航空会社では対応してくれないこともあるということ。

ですが、どの航空会社でも「欠航」の場合は便自体が飛ばないわけですから、

確実に無償のキャンセルまたは空席のあるそれ以降の便への振り替えができます。

飛行機が飛ばない基準は?

国内のどの空港にも最低気象条件というものがあって、

これをクリアしないと出発・着陸が出来ません。

最終的な欠航の判断は、その便の機長がしますが、

飛行機はその形状から滑走路に対して平行に吹く風には強いのですが、

からの風にはかなり弱い乗り物なのです。

ですが、台風が通過した後は急速に天気が回復する場合が多いですし、

もし目的地までの間に台風があっても、

ジェット機なら迂回やその上を飛び越えることが可能です。

ただ、当たり前ですが目的付近が直撃を受けていれば着陸はできず、

別の安全な最寄り空港に行くことになります。

あとは、天候が回復して飛べそうなのに、なぜか飛ばない時があります。

航空機の機体というのは、かなり酷使されています。

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高価なものなので航空会社も持てる機体がかぎられますよね。

そうすると、例えばですが、

羽田から伊丹に飛んだ飛行機がトンボ返りで札幌へ、

そして札幌から羽田まで行くということが普通にあります。

伊丹には何とか降りたけど、関西地方に台風が近づいてきて暴風で札幌には飛べない、

となると機体繰りが出来ずに

まだ台風の被害のない札幌→羽田でも飛行機が到着してないので欠航になります。

あとは人的条件もあります。

操縦するパイロットの経験や技術に応じてランク付けがあり、

最低気象条件での運航が出来る資格のあるパイロットもいれば

それ+αの何かしらの条件が付かないと飛ぶことのできないパイロットもいるそうなので

同じ条件なのに、飛行機Aは飛んだけど、飛行機Bは飛ばなかった、

という場合はパイロットの腕なのね、ということになります。

旅行会社のツアーだとキャンセル料はどうなる?

本当に注意してほしいのですが、

「今日は飛行機は飛ばないな、無理だな」と個人で判断しないでください。

万が一飛行機が飛んだ時は、

自分勝手に旅行をキャンセルしたことと同じですので、旅行代金の全額返還はありません。

自己判断は禁物です。

ツアーを申し込んだところへ電話やメールで問い合わせて回答をもらうのが確実です。

航空会社にも運航状況を問い合わせするなら、

代表番号にかけてしまうと皆考えることは同じで、

電話が繫がるまでにかなり時間を要します。

台風に関係のない地方の支店などに電話をかけて運行状況を確認するのが良いと思います。

問い合わせても飛行機の欠航、ツアーの中止などが分からなかったら、

必ず集合時間までに空港に向かってください。

あなたが空港に到着した後に欠航が決まった場合、

現地での滞在時間が短くなってはしまうけど翌日便で出発するか?などの選択ができます。

また、翌日の便で現地に行き、

ツアーの内容に含まれている観光地の一部が台風の被害で閉鎖されていて

見学できなかった場合は、入場料などそれ相当の額が返金されます。

最後に、

予定の日程通り飛行機は飛んだけど、

現地で台風の直撃を受けてしまい、帰りの便が欠航になった場合。

飛行機の振替は航空会社がなんとか手配してくれます。

添乗員付きのツアーなら、添乗員が代理で延泊用のホテルの手配はしてくれますが、

延泊するホテル代などは自己負担です。

添乗員がいないツアーなら自分自身で手配しなければなりません。

観光地なので延泊用のホテルが見つからない!ということはそうそうないとは思いますが、

旅行前に延泊用のホテルの候補を考えておくのもいいかもしれません。

まとめ

「欠航」と聞くとガーン

・・・予定が・・・、と悲しくなってしまいますが、

交渉次第でなんとかなるときもあります。

当日焦らなくても済むようにしっかり備えて楽しい旅行にしてくださいね!

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